こんにちは、アミノです。
早速ですが皆さん、仕事は好きですか?
- YES→この記事はあんまり有益では無いかもしれません
- NO→私の実体験を記載していきますので、良ければ最後まで読んでください
私は仕事があまり好きではないみたいでした。
「みたいでした」という表現を使用したのは、心療内科に行って初めて「やっぱりそうだったんだな」と自覚できた部分もあったからです。
実はこのブログを書き始めてから、良いことがいくつもあったのですがそれは今度記事にしようと思います。
サイン1:不眠症

不眠症とは、必要に応じて入眠や眠り続けることができない睡眠障害である。それが持続し、臨床的に著しい苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている場合に精神障害となる。
Wikipedia 引用
私は元来メンタルは弱い方でした。高校生くらいの頃から自覚はしていたのですが、不眠の症状が出始めたのはちょうど20歳くらいの時でした。
その頃は、漠然と毎日を過ごすことに不安を抱え
「こんな自分に何が一体できるのだろう」
「将来どんな仕事に就くのだろう」
と、とりとめの無い不安に駆られる毎日でした。
皆さんはどうですか?これは健常な方には理解し難いかもしれませんが
「何が不安なのか分からないけど不安で怖い」
この感覚は、以外と多くの人が密かに抱えて日々を送っていると思います。
仕事を始めてからは、「明日も仕事かぁー」「また同じミスをしたらどうしよう」「仕事が溜まっているけど残業させてもらえないしなぁ」
等々、考えても仕方の無いことが気になって気になって、どうしようも無くなるのです。
そしてそれは寄せては返す波のように、ゆっくりとしたスパンで定期的に私を苦しめて
寝られる日もあれば、寝られない日もある。それを繰り返しました。
そうして近年まで私はこの不眠と戦っていました。
不眠症の特徴として、最も多いのは
夜眠れないけど、昼間は眠い
まぁこれは単純な話、夜に睡眠時間が確保できていないから昼間に影響が出てくると言うことですね。
これは自律神経の乱れが主な原因だそうです。
眠れないのは辛いですよね、主な対処法は以下の通りです。
- そもそもの原因を取り除く
- 生活習慣を改善する
- 寝る前にお酒を飲み過ぎない
- 寝る前にスマホを見過ぎない
こういった点を改善していくことで不眠を改善できるそうですが、
これどれも非常に難易度が高いんですよね・・・
お酒に関してはそもそも飲まない人ならば良いんでしょうけど、そうでない方はつい飲んでしまう人も多いと思います。
そもそもの原因の排除なんか、「できるもんならやってるわボケェ!!」
って私は思いました。出来ないから困るんです。寝られない不安をどうにかしたくてスマホで色々見ちゃうんです。
ただ、生活習慣の改善に関しては努力していました。
私の場合は夜寝たいがために、休みの日に昼寝をすることの禁止と、筋トレをとにかく頑張りました。
ただ、筋トレはやり過ぎて体重が60キロから74キロまで増えてしまい、上半身の洋服は2年ほどで全て買い換える羽目になりました・・・
ただマッチョになると、これも意味は分からないですがなんとなく自分に自信がついたように感じて、メンタルを安定させる要因になってくれました。
冬物のコートとか、スーツとか買い直したのは痛かったけどね!!
それでもまだまだ、メンタルは正常までは戻りません。
サイン2:アルコール依存

私はなんでか両親どっちもアルコールそんなに強くないのに、比較的飲めてしまう体質を持って生を受けたみたいでした。
先述した20歳頃からの不眠ですが、これは私の中では解決した気になっていたのです。
心療内科の先生から、「治っていない」と言われるまではね・・・
というのも、酒飲めば寝られるから問題ないと思っていたんですね。
6年間もです。
一番ひどい時はですね、あんまり書きたくないんですが
9%のストロング缶あるじゃないですか、あれのロング缶。500ミリのやつですね。あれを、
毎日2本。
ストングロングロングを2本です(言いたかっただけです)
このストロングロングはねぇ、麻薬でした・・・
これで私の場合やっと、「眠れる精神状態」に持って行くことができていました。
現在はストロング系の飲料は以前より飲まなくなりました。
まぁウィスキーが元々好きでしてね。
それを趣味に落とし込むことで、お酒を眠るための「道具」から楽しむための「飲む趣味」にシフトしていきました。
ただこの時は、若き肝臓を酷使して日々を超えることに精一杯でした・・・
サイン3:消えない不安、消えたい衝動

もう仕事をし始めの時は毎日この2点が頭にこびり付いて離れませんでした。
このとき結局精神がおかしなことになっていると気がつければ良かったのですが、それが分からなかったんですね。
何故か?
「みんなそうやって生きているんだ」と考えるようにしていたからですね。
今は社会人生活5年目ですが、この間中々に色々やらかしました。
- みんな辛いんだと思い込んで、自分はまだましな方だと勝手に思い込んでいた
- 仕事を辞めたい一心で、FXに取り組んで失敗
- 仕事を辞めたい一心で、転職活動をするも失敗
- 妻や子供の前で意味も無く泣いちゃう・・・
中々のメンタルでしょう・・・(ドヤァァァ)
でも誰でも考えることは一緒だと思います。
このブログだってゆくゆくは利益が出るようなものになれば良いなって思っていますが、大前提は自分の精神のためにやっている部分も大きいです。
なんでもいいから、頭を使うような能動的に出来る趣味が欲しかったのです。
受動的な趣味はいくつかあるんですけどね。(先述のウィスキーもその一つです)
そして危険な点としては、以下のことが挙げられます。
- 意味も無く不安になる
- 朝は元気だけど、夜になるにつれて気分が落ち込む
- 仕事を辞めたいけど、やりたいこともないという思考に陥る
- 消えてしまいたい、死んでしまいたいと思うようになる
- 爪をかむ、髪や眉毛等を抜く癖が付く。
上記は私が心療内科の先生とのカウンセリングの中で、教えて頂いた注意すべきポイントです。
体毛を抜くというのも危険なサインだったそうです。(抜毛症と言うそうです)
私の場合は眉毛です。今でも左の眉の真ん中のところがハゲてしまっています・・・
こういった点がある方は要注意です!
サイン4:大きい音、特定の音が怖い

この症状も仕事を始めてから気付いたサインです。
特定の音というのは、「基本職場でしか聞かない音」これが私の場合怖いというかドキッとするんですよね。
どんな音かと言いますと
- ドアを閉める音
- シャッターを下ろす音
- 引き出しを開け閉めする音
- 受話器を置く音
- ロッカーの金属扉の開閉音
こんな感じです。
同じ症状を持っている方なら分かると思いますが、職場に乱暴に(大きい音を出すように)物を扱う人いませんか?
私の職場にも2人いましてね。もうほとんどのストレスの原因はこの2人によるものでした。
機嫌が悪くなると決まって物を乱暴に扱ったり、ドアを「バン!!」と音を出すように閉めたりする人がいる場合。かつその音がストレスに感じるようならこれも注意が必要です。
サイン5:錯聴

錯聴とは?
錯聴とは、音や外部の刺激に対して誤った知覚を得てしまう現象である。耳で起きる、目の錯覚に相当するものとされている。
Wikipedia
つまり、現実に存在するありふれた音が聞こえるような気がする現象です。
では、幻聴とは何が違うのでしょうか?
幻聴とは、実在しない音や声がはっきりと聞こえることをいう。聞こえるものは要素的なものから人の話し声、数人の会話と複雑なものまで程度は様々である。
Wikipedia
つまり、現実に存在しない正体不明な音が聞こえる現象です。
では、私の症状はどんなものだったかというと
- 電話の音が聞こえる
- 呼ばれていないのに特定の人から呼ばれたような気がする
- 大きい音に驚く
これ上記に記載した、「大きい音に対する恐怖」も厳密に言えば錯聴の症状に該当してくるそうです。
別に危険でも何でも無い音を、危険な音と錯覚しているんですね。
これらも仕事を始めてからの症状です。
名前を呼ばれる錯聴は、上司からの声しか聞こえませんでした。2人いるんですが、そのどちらにも呼ばれたように聞こえます。
それも必ず「アミノさん!!」と名前を呼ぶ錯覚だけで、例えば「おはようございます」という挨拶されたように聞こえるといった他の症状はありませんでした。
また電話の音に関しては、症状の初期の頃は「疲れているのかなぁ?」くらいにしか思っておらず、聞き分けることも容易だったのですが
最近はレベルアップしまして、「全く聞き分けられん・・・」ってなりました。
どれぐらい聞き分けられないかというと、コール音の鳴り始め2秒くらいでは分からず、他のスタッフの反応や動きを見て、判断するレベルです。
「なんで電話の音?」って思った方もいるかもしれませんが
私は普段サービス業に従事しておりまして、電話がなったらすぐに取るのは大切なことなんです。
ひどいときは受話器の前まで行って初めて分かるレベルです。
これらの原因は「鼓膜の緊張」によるものだそうです。
仕事をしているときはいつも過度に緊張しており、それが基本一日続いていました。
これが心身ともに不調をきたす原因だったのです。
思えばこれも異常だったんだなぁ・・・と反省しています。
私の場合、この症状が一番辛くて心療内科へ行く決断をしました。
上記に記載した他のサインは、カウンセリングの際に初めて発覚した異常です(それまでは、みんなそんなもんだと思い込んでいました)
心療内科へ通院して改善出来たこと。

仕事を始めて5年程経ちますが、もう少し早く相談するべきだったと後悔しております。
というのも、現在私は主に錯聴の症状を治療する目的で薬を2種類処方されています。
緊張を緩和する薬と、精神の安定を図る薬です。
この二つは、お酒との飲み合わせが悪いんです。最初は困惑しました
「え!?!? お酒飲めなくなるんか!!」
お酒飲めないと、夜眠れなくなるからですね。不安でした。
しかしですね、薬を服用すると「サイン3」にあるようなとりとめの無い不安や、陰鬱な気分に次第にならなくなりました。
そしてその薬の効用はですね。翌日も持続してくれました。
明らかな変化でした。服用し始めて一週間以内にはそのように感じていました。
そうすると、お酒飲めなくなりますから飲酒量がぐっと減ります。
ただ、気分的にお酒を飲みたい日もあります。その場合は薬の服用はやめておくようにしていました。
ただ薬を飲まない日が続くと、症状が出始めるのでそこはバランスよく服用するようにしていました。
結果から言えば現在では、以前よりも前向きな気持ちで本業に取り組めるようになりました。
しかし、陰鬱な気分や不眠はある程度改善されましたが錯聴は現在でも治っていません。(症状も以前と変わりないです・・・)
現在も医師と相談して無理のない範囲で治療を行っています。
まとめ:心療内科へ行くべきかどうか

この記事を見ている方の中に同じような症状で悩んでいる方がいるなら、心療内科への通院も一つの改善策としてお勧めします。
しかし、精神科や心療内科といった場所自体への通院に抵抗がある方もいるかもしれませんよね。
ましてや今はコロナのせいで外出しづらい状態です。
大切なのは現状維持で解決出来ない問題なら、何かしらのアクションを起こすことだと思います。
前向きに仕事や日常に取り組めるようにするための手段の一つとして一考して頂くのもアリだと思います。
私みたいにブログを始めるのも有効な手だと思いますよ!
自分の考えを整理できますし、書き起こすことで気分が楽になったように感じます。
何かを始めたり、行動に起こすことはそれ自体がストレスに感じることもあるかもしれませんが、この記事が同じような悩みの人に届けば幸いです。