失効発覚~最初にとった行動。
こんにちは、アミノです。
皆さんは免許をうっかり失効させてしまった経験はありますか?
まぁ稀ですよね。更新のハガキも来ますし、そもそも誕生日近くになったら気にする人が大半なはずです。
でも私はやらかしてしまいました。
この記事では私アミノが経験した、
地獄の二ヶ月間に及ぶ免許再取得までの道のりを書こうと思います。
もし、これから再取得する方がいればきっと有益なものになると思います。
うっかり失効 気づいたタイミング
まず失効に気づいたのは、父親からお古の車を貰い受けようというタイミングでした。
何気なく免許を見て、凍りつきました。
「あれ?俺免許更新してなくね?」
この気づいた時、すでに、なんと!
8ヶ月もの期間が過ぎていました。
思い出しながら書くのもブルーになりますが、この8ヶ月気づけなかったというのは今思えばまだマシだったと思えます。
なぜまだマシだと思えるかというと
失効してからの期間で、再取得までのステップが変わるからです。
簡潔に言うと、
- 失効から半年以内は講習を受ければ再取得可能
- 失効後半年から一年以内の場合、仮免許の状態からのスタート
- 失効後一年経過している場合、完全に再取得。
という違いがあります。
これマジで父親からのお下がり貰えなかったら私は完全に失効させていたと思います。
つまり私の場合、仮免許からのスタートという形になりました。
ここからが本番です。
地獄(精神的に)の始まり始まり。
補足ですが、私が運転免許の更新を忘れていたのには2つの要因があります。
- 実家でずっと運転してきたのに、一人暮らしを始めて運転をしなくなった。
- 引っ越しのせいなのか、免許更新の案内がたまたま来なかった・・・
住所変更はしたんですよ!? したのに!
届かないんだもん。嘆いても時すでにお寿司。忘れていた自分が悪いんですけどね・・・
仮免許の取得
この段階では、私は仮免許を取得できる状態ということになるので、もちろん取得しに行きました。
注意:各都道府県で手続きの仕方や、それに伴いかかる諸費用は異なるかもしれません。事前に免許センター等へ問い合わせましょう。
まずは、失効手続きです。
いや、もう失効してるやんけ!
って私も最初思いましたが、この手続きを経て初めて再取得が可能になります。
その失効手続きに必要なものがコチラ↓
- 本籍地記載の住民票(個人番号が記載されていないもの)コピー不可
- 外国籍の人は全部記載の住民票(個人番号が記載されていないもの)コピー不可及び在留カード等
- 失効した運転免許証
- 写真1枚(申請前6か月以内に撮影されたもので無帽、正面、上三分身、無背景、たて3cm×よこ2.4cm、白黒・カラーを問わず。)
- 高齢者講習修了証明書(70歳以上の人のみ)
- 申請に際して本人であることを確認できるもの
(健康保険証、パスポート、住民基本台帳カード、個人番号カード等) - 眼鏡・補聴器等(使用している人のみ)
- 「更新のお知らせ」のはがき(無くても問題ないそうです。)
※ 写真に関しては失効後半年以上の人は、3枚以上持っておかないといけません。(失効手続きの際に1枚、仮免許の取得の際に2枚必要となるため)
こんな感じです。
そして当日。
免許とった日を思い出してください。なんか収入印紙を買わされて大っきい紙にペタペタ貼った記憶があるはずです。
失効手続きの際にもそれをします。はい、お金がかかります。
2000円程かかったかと思います。
その大っきい紙をもらう際に列に並んでですね
失効した理由は?
更新のし忘れです・・・
はい、うっかり失効ね
まぁ、確かにうっかりしていたと言えばそうかもしr
いや、あなたみたいな人の失効を「うっかり失効」っていうの
・・・・・・・・・
なんで、そんな名前にしたんですかね?もうちょっとこう、いい感じの名前なかったですかね?
「そんなつもりじゃなかったんです失効」とかだとソフトになるかしら
まぁそういわれているらしいですよ。この時初めて知りました。
その後記入をして、所定の列に並び視力測定を経て、講習の部屋へと案内されます。
講習はおそらく、うっかり失効の人だけの部屋だったと思います。
適性検査(高速をぶっ飛ばしたら気分がいいと思いますかYES/NOみたいなやつ)をサクッと終えて
一時間ほどの講習後、失効半年以内の人達は免許証の交付のため退出していきました。
残ったのは私含め3人
スーツのおっちゃんとペーパー感ある中年の女性と、私。
そこで講習の警察の人から言われました。
「今の段階で仮免許を交付することができますが、本免許取得するにはもう一度教習所行くか、免許センターでのいわゆる一発試験しかないからね」
はい、ここで選択肢が分かれます。
最大の悩みどころだと思います。この記事見ている人もここをどちらにするのかで迷っているはずです。
免許センターに行く場合は、皆さん既に経験済みのはずです。
仮免許以降の、学科、実技の教習を受けることになります。
金額は学校によっても異なるでしょうが、10万円以上することが当然になってきます。
多分ここでの心理状態として金のことはどうでもいい、むしろ時間の確保ができんわ!!って人がほとんどだと思います。
私もそうでした。仕事の合間に教習所へ通うのは絶望的過ぎる・・・
※仮免許取得後6ヶ月以内に本免許に受からないと、仮免許が失効してしまいます。
一発試験しか選択肢はありませんでした。
一発試験に決めた後、やったこと
一発試験は、どの都道府県でも難関と言われています。
故に高いお金を払って自動車教習所へみんな通って、免許を取得していくのです。
はっきり言って不安しかありませんでした。
一応免許取得以降、実家を出るまではそこそこの頻度で運転はしていたので、運転の感覚自体は人並みにありました。
逆にペーパーの人ははっきり言って厳しいと思います。
教習所からやり直すのが一番確実ではあると思います。
ただですね、結論から言いますと学科は一回落ちてしまいましたが(普通になめてました)実技は一発で受かりました!!!
一発一発試験です!!!!!(言いたかっただけ)
何が言いたいかといえば、ある程度の運転経験がある人なら一発の方が絶対いいと思います。
では、どんなプロセスで受かっていったのかご紹介しましょう。
学科対策
まぁこれはですね、私一回落ちたんですよね。いやーなめてました。
最初はスマホのアプリとかにある無料問題をやったり、ネットで検索した問題や対策を眺めて
「いや、一回受かってるしいけるやろ」
って思っていたら落ちました。
自信がない人は、ちゃんとテキストを買って対策をしましょう。
私も一冊買って、見事98点で合格しました!!!
有料のドライビングスクールで実技対策
何をしたかというと、個人でやっている一発試験専門の対策を教えているドライビングスクールに一日だけ行きました。
一日で2万円でした。(高いようで結果安く済みました)
あんまり感じよくない同い年のネーチャンが先生でした。
一日通してすっげぇだるそうな感じでしたが、教えるポイントは的確で、
「ここだとバス停近いから止まったらアウト」とか
「止まれって指示出してから止まるまで遅すぎ」とか
「ハンドル逆手にもったらその時点でアウトだよ」とか
実際に受かることを完全に想定した教えを施してくれました。
態度悪かったけどね!!!!!!!(怒)
ドライビングスクールで教わったポイント
もう必要のない知識ですからね、覚えている限り書いていきます!
- 乗ったら座席の位置とバックミラーの位置を直す。(フリでもしないとだめ)
- 発進の際のミラー、目視、合図は必須。
- ハンドルを逆手に持たない(私の悪い癖でした)
- ブレーキはポンピング、最低3回に分けて行う。
- 車間は必ず一台分取る。
- 制限速度は遅すぎてもだめ
- 前方の車や停車中の車を追い越すときは、指示器をだす
- 右左折の際はミラー、目視、合図、曲がる手前で再度目視(巻き込み防止のため)
- 「停車して」という指示が途中であるので、バス停や交差点が近くになく、停車OKの場所を探して、焦らず止める。
- 止めたらエンジン切るところまでやる。
- 終わったら終わりましたと報告する。
- 路上での試験が終わると、切り返しか縦列駐車のどちらかをしないといけないのでその対策
- 縦列は線の中に入っていればOK、切り返しは一回で入れるように工夫する(それ以上は減点対象になるため)
こんなところでしょうか、2万円を払いネーチャンと雑談しつつ、あっという間に一日は終わっていきました。
この感覚を忘れる前に早めに実技試験に臨みましょう。
私みたいに学科落っこちて、感覚がなくなったらもったいないですからね。
路上練習
これ地味に大変でした。
実は一発試験で本免許を取得する場合、路上練習をする必要があります
- 一日2時間ほど5日以上の練習が必要。
- そのとき取得する免許の車で練習しなければならない(中型免許なら中型車で練習する等)
- 実際にどこを走行したかを記録する(所定の用紙に記入し提出するため)
- 必ず取得する免許を持っている人を同乗させること(普通自動車免許でも3年以上経過している人でないとダメ)
- 練習車両に「仮免許練習中」の標識を付ける
ざっとこんな感じですね。
これも時間のかかるものです。仕事の合間にやるわけにはいかないですからね。
私の場合は妻に同乗してもらいました(スーパーペーパーウーマンですが)
義務づけられているものですので、やった体にして紙に書くだけで提出するのは絶対に止めておきましょう。
特定教習の受講
聞き慣れない単語ですが、免許を取得するまでに必ず終えておいた方がいいです。
なぜならこの特定教習が終わっていないと、実技に受かったその日に免許を交付してもらえないからです。
もし合格後に受ける場合は、「取得時講習」というものを受ける必要があります。内容は同じです。
- 危険予測
- 高速教習
- 応急救護
※取得時講習は上記内容のみですが、私が受けた特定教習では、実技試験の対策として実機による講習もありました。
講習の内容に関しては、特定教習の場合はまだ受かっていない人のためのものですので、実機の講習も設けてくれていたのだと思います。(これが結構ありがたかった)
危険予測、高速教習
これは教習所でもやったやつと同じ感じです。
シュミレーターを使って高速を運転します。
「なんでそんなタイミングで車の前に出てくるんだよ!危ねぇだろボケ!!」っていうやつです。
安全講習
これも教習所でやったやつです。
しょうがないですよね、失効したのが悪いんですもん・・・同じことをもう一度するしかないのです。
マネキンのあばらを砕かんとする勢いで、心臓マッサージをします。
人工呼吸をしたり、終わったらビデオを見たりといった感じです。
ちなみに時間は朝から夕方までといった感じで一日潰れます・・・
しがない会社員の私にとっては「貴重な休みがぁあああああ」と喚き散らしたくなるような一日でした。
まとめ:一発試験を受けるまでの対策
いかがでしたでしょうか、これが私が仮免許からやり直した際の事前の対策でした。
ポイントは4つ
- 学科対策
- 実技対策
- 路上練習
- 特定教習の受講
学科は必ず一回で受かるようにしておきましょう。
本当に時間とお金の無駄でした。
またドライビングスクールは自信がつくまでやってもいいですし、実技に落ちてしまったら、そのときに再度やるのでもいいと思います。
なんの対策もせずに実技に挑むのは辞めた方がいいです。
なぜなら落ちると予約を取らないといけなくなるのですが、最悪1ヶ月先まで予約が取れない、なんてこともあるみたいですよ。
次回 再取得した当日の記事を書こうかと思います。
では