ウィスキー

【ウィスキーレビュー】グレンファークラス105

みなさんこんにちは、アミノです。

今回はみんな大好き!グレンファークラス105のテイスティングレビューをしていきます。

グレンファークラス105とは?

まず、グレンファークラス105のスペックはコチラ

  • 容量:700mlと1000mlのボトルの2種類
  • 度数:60度
  • 価格:4000~5000円
  • 入手難易度:酒屋なら見かけるレベル。ネットでも容易に入手可能。

公式ホームページもあります。詳しく載っているので見てみると面白いですよ。

グレンファークラスは言わずと知れたスペイサイドのシェリー系スコッチの銘柄です。

その中でも、ノンエイジのカスクストレングスのタイプが「グレンファークラス105」と呼ばれています。

グレンファークラスからリリースされているカスクストレングスタイプは他にもあります。

  • グレンファークラス12年 カスクストレングス
  • グレンファークラス21年 カスクストレングス
【正規品】グレンファークラス 21年 カスクストレングス バッチ3 箱付き/700ml/54度/オフィシャル Glenfarclas Aged 21 Years Cask Strength Batch3 スコッチウイスキー/シングルモルト/スペイサイド

いずれも日本限定の発売となっており、年に1度の発売の限定品です。

もちろんノンチルフィルタード、ノンカラーリングです!

グレンファークラス105を語る上で外せないのが、英国初の女性首相、「鉄の女」の異名でも有名なマーガレット・サッチャーです。

好きな酒は?という質問に対して「グレンファークラス105」と答えるほど愛飲していたボトルです。

アミノ

いや、105って何よ?

はい、105はですね英国式のアルコール表記です。これを度数に換算すると60度になります。

1968年に4代目の当主ジョージ・グラントが発売したのが始まりで、カスクストレングスタイプとしては業界初のリリースでした。

まさにカスクストレングスの始まりのウィスキーですね。ファンが多いのも頷けます。

グレンファークラス105の前評判

グレンファークラス105の前評判をまとめてみました。

概ねこんな感じですね。

グレンファークラス105の前評判





プラスな評価

  • カスクストレングスでこんな価格は他にない
  • 少量加水して飲むのが美味しい
  • ハイボールにして飲むのが贅沢で好き
  • 若さはあるがシェリーの香りや味は良く感じられる
  • ボディは厚く、フルーティな香り。後半にビターさ、カカオの印象
  • 熟れた柿、ぶどう、いちご、蜂蜜を思わせる香りも奥にある
  • フィニッシュにかけてやや酸味が出て来てスパイシー、それでいて余韻は長い
  • コスパ最高!!

マイナスな評価

  • アルコールがきつい
  • ストレートは厳しいが、ロック〜ハイボールまではパフォーマンスよく楽しめる
  • かなり固めの印象。ストレートでも少し置いてからの方が香りが開いて良い

アルコールの高さに関しては60%なので、ストレートで飲むには抵抗がある人や、飲んだけどキツかったという人も多い印象ですね。

意外と多い意見として「ハイボールが美味しい」というコメントが見受けられました。

カスクストレングスをハイボールにするのは贅沢な飲み方ですが、私もよくやります。美味しいんですよー

グレンファークラス105のテイスティングレビュー

では早速飲んで行きましょう。

手軽に飲めるカスクストレングスの代表格。その味やいかに・・・

ストレート

ストレートからです。注いだ瞬間からレーズンの果実香が漂ってきます。すごい濃密な香りです。

色味はどうでしょう?

おおーー。 濃い! 綺麗な琥珀色。シェリーを感じられる深い色味です。

近づいて香りを確かめてみます。

グレンファークラス105の香りは?

最初に来るのはレーズン香。甘い香りです。12年の時に感じた物よりも圧倒的に濃い香りです。誰でも分かるレベルで違いがあります。

そして次に目立つのは、アルコールですね。まぁ60度あるので仕方の無い部分はありますが、度数を考えればかなり感じづらいものになっているとは思います。

ただある程度飲み慣れている人での物差しです。初めてという人は少し驚くかもしれませんね。

その後から密のような甘さですね。蜂蜜や糖蜜を思わせる甘い香りと最後にややビターな印象です。

事前評価にあった熟れた果実感は、ぶどうや柿を思わせるような香りはありますが、イチゴのようなフレッシュな感じは感じ取れませんでした

グレンファークラス105の味は?

味わいはとにかく濃いシェリーが全面に来ます。どっしりとした深い味わいです。

その後に舌の根が熱くなる感覚がありますね。アルコール特有の刺激ですが、こちらはまぁ仕方ないかなーと思います。慣れるとこれも楽しいんですよね(イミフに思ったらスルーして下さい)

後からビターさ、レーズンやタンニン感。カカオ感もありますね。わずかにウッディーなテイストも感じ取れて余韻は長く、鼻で呼吸をするたびにフルーティーなテイストが抜けていきます。

ロック

ロックですね。

ウィスキーは多くがそうだと思いますが冷やすと少し香りが閉じるんですよね。

その中で感じるのはレーズン、バニラ香、麦や穀物の甘さ、そういった甘い香りが引き立ちます。めちゃめちゃいい香りですね。

トワイスアップ

トワイスアップですね。

水を入れた瞬間から12年にあったような「エステリー」感が出てきますね。華やかなフルーティーさへ変化します。

それでいてシェリーの香りは健在で、蜂蜜のような甘ったるい香りはすこし潜める印象です。

アミノ

ちなみに個人的に好きなのが、少量加水(数ml程度)です。ぐっとアルコール感が弱くなって飲みやすくなります。ロックもいいけど、こちらもおすすめでっせ。

味わいはキレのあるアルコール感は弱くなります。

それでいて余韻は変わらず長く、レーズンがいつまでも留まってくれます。

ストレートよりも余韻のスパイシーさ(果実の酸味のような)は感じ取りやすいです。

美味しいです。

ハイボール

最後はハイボールですね。

カスクストレングスのハイボールだといつもの感覚で作ると強めになってしまいますので注意です。

12年と比べるとハイボールまで加水してもシェリーの強さがしっかり届いてきます。この辺りは使用している原酒の違いもあるのでしょうが、個人的には105は12年と比べてもハイボールは美味しいと思います。

それでも、香りはかなり弱くなってしまいますね。ストレートや少量加水したときの感動的な重いシェリー香は感じ取れないですね。

すっきりとした、甘さと苦みのバランスの取れたハイボールだと思います。

余談:カスクストレングスの良さ

最初ウィスキー飲み始めの頃ですね

「105も加水したら結局加水したタイプの12年とかと同じような味わいになるんじゃね?」

って思っていた時期が私にもありました。

といいつつ、これは遠からず当たっているとも思います。同じ銘柄なら似た味わいには必ずなりますので。

ただ必ずしもそうではないですけどね。飲めば分かりますから。

そもそも、カスクストレングスの良さは「加水前の力強い飲み口を実感できる」これに尽きると思います。濃い味わいや香りを楽しむための、エンドユーザーの需要に合わせて生まれた商品ですからね。

故に、カスクストレングスを加水して飲むのは「邪道」そう考える人がいてもおかしくはないのかな?とは思います。

実際カスクストレングスに限らず、ウィスキーを一番感じ取れるのはストレートであるのは多くの人が実感しているはずです。

でもね、味も香りも違いますからね。他のボトルと同じではないんです。

だから加水して飲んだときの他の年数表記のボトルと比較してみると違いがあったりして面白いんです。

楽しいんですよ
違いを発見してみたいんですよ
いい大人がその違いを見つけて「ムフフ」ってしたいんですよ
ただ美味しいだけではないんです

何が言いたいかって、飲み方なんて言うのは「人それぞれ自分の好みの飲み方で美味しく飲む」これに尽きます。

だからこそこのボトルは、カスクストレングスの良さを他の10年、12年、15年といったグレンファークラスのボトルと比較して飲める「楽しさ」を体験させてくれるボトルだと思います。(パフォーマンス的な意味合いもありますが)

私は、このボトルからそういった経験も学ばせて頂きました。(このボトルはもれなく私の処女カスクストレングスですwww)

どうしてもこれは伝えておきたかったのです。失礼致しました。

是非様々な飲み方で飲んでみて下さい。きっと好みの飲み方が見つかるはずです。

グレンファークラス105が合った人におすすめのウィスキー3選

アベラワーアブーナ

アベラワーアブーナはスパニッシュオークのオロロソシェリーの樽を使用した原酒のカスクストレングスです。

アブーナはゲール語で「起源」を意味し、アベラワーの現行のラインナップ唯一のカスクストレングスタイプのボトルです。

年数表記はありませんが、18年と同等価格帯の商品だけあって、熟成感や完成度は非常に高いです。

香りは濃いブドウやオレンジ、チェリーのフルーティな香りとビターな香りが全面に出ています。食後酒やデザートモルトとしておすすめです。

ザ・グレンリヴェットナデューラオロロソマチュアードカスクストレングス

あまり店頭では見かけませんが、グレンリヴェットのナデューラオロロソのカスクストレングスタイプですね。名前が長い・・・

この商品カスクストレングスではない加水のタイプ(といっても48%ありますが)も存在しています。そちらも美味しいのですが、今回はあえてカスクストレングスのものを紹介します。ちなみに度数は60.3度

ノンエイジですが、価格は7000弱と比較的良心的な価格です。

スペイサドらしい華やかな風味と、オロロソシェリーの辛口のキレのあるシェリー香はしっかり感じ取れます。

甘く。滑らかでスムースな口当たりとシェリーやオレンジ系の柑橘の風味も楽しめます。

グレンゴインカスクストレングス

ノンピートが特徴のハイランドモルトから、グレンゴインカスクストレングスです。

度数はバッチによって多少変わりますが、今入手しやすい「バッチ6」は59.8度「バッチ7」は58.9度ですね

価格は6,500〜7,500円くらいで入手できるものが多いです。概ね良心的な価格ではないでしょうか。

香りは、リンゴ、オレンジ、麦の穀物の優しい香りと、シナモンのようなスパイシーな香りもあります。

味わいは60度近くある度数をあまり感じさせない仕上がりですね。スムースで飲みやすいです。少量加水すると一層フルーティな香りがしますので、おすすめです。

まとめ:グレンファークラス105の魅力

色々語ってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

カスクストレングスの良さや、その個性が伝わったかな?と思います。

グレンファークラス105に関しては以下のような点がポイントですかね。

  • どっしりとしたシェリーを楽しめる
  • カスクストレングスの力強さを味わえる
  • ロックや少量加水がおすすめ
  • ただ、ハイボールでも美味しい

もちろんグレンファークラス以外にも、カスクストレングスを手頃な値段で飲める銘柄はあります。

是非自分好みの蒸留所を見つけてそのカスクストレングスを飲んでみて下さい。

自分で好きな酒を好きなように飲むのは心底楽しいですからね。

良ければコチラの記事も比較してご覧下さい。 ではまた。

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